おせち料理は喪中はNG

新年のお祝いの気持ちを食卓に乗せる意味合いがある、おせち料理。
色とりどりのおせち料理は、見ているだけで華やかな気分になるからこそ、喪に服さなければいけない喪中忌中や、新年の際などに、食べることがNGとなっています。
おせち料理では無くても、重なる意味合いがある重箱、紅白でめでたいカラーとして知られるかまぼこや鯛などは、避けなければいけません。

またおせち料理に限ったことでは無く、新年はおめでたい料理を避ける必要が有ります。
お雑煮などもできれば避けた方が賢明ですので、お正月になっても、変わらずに普通の料理を食べるようにしてください。

普段のおかずとして食べられているような数の子などの場合は、普通のお皿に盛り付けられてしまえば問題ありません。
普通の料理として出てくるかどうかが、ちょっとした判断基準になるでしょう。

年越しそばは食べても大丈夫

大晦日に食べる年越しそばも、新年を迎えるに辺り食べてはいけないのではないかと想われる方も居るかもしれませんが、それは違います。
年越しそばの場合は、食べる際によく切れることから、今年のことを断ち切るという意味合いもありますので、喪中に食べても問題はありません。
イベントごとに関係することは全て関わってはいけないという訳ではありませんので、あまり過敏になりすぎないようにしましょう。

また、お年玉に関しては難しい所ですが、お子さんはその点を楽しみにしている事もありますので、できれば渡してあげましょう。
お年玉という形では無く、書籍代、文房具代など、名前を変えて渡してあげることで、問題なく受け取ることが可能です。
お正月の一大イベントとして知られているからこそ、子供達にはできるだけ楽しんで貰えるように、できる範囲ではお正月を楽しむようにしてあげてください。

挨拶はおめでとうを使わない

新年あけましておめでとうと言うワードは、新年を迎えるとどうしても使ってしまいがちですが、気をつけなければいけません。
おめでとうと言う言葉は喪中はどうしても問題ですので、おめでとうを使う言葉はNGになります。
ご挨拶をされたらうっかり使ってしまわないように、こんにちはなど、普段利用する言葉を使うように注意してください。

このように、おせち料理に限ったことでは無く、いくつか注意をしないといけないポイントはあります。
お正月中は特に、ついついおめでたいムードを迎えてしまいがちですので、気が緩んだらNGなことを思わずしてしまいかねません。
何でもかんでも敏感になりすぎることはありませんが、通常のお正月とはちょっと違うということをよくわかった上で、きちんと正す所は正していきましょう。