正月を祝う

一年の中でも特におめでたい日と言えば、ほとんどの人がお正月をあげると思います。
そのお正月に食べる料理の「御節」ですが、一口に「御節」と言っても、あまり知らない事柄も多いのではないでしょうか?

日本人のお正月料理として非常に馴染み深い「御節」にも、歴史や由来、重箱や料理に込められた意味があります。
そして、御節が作られている地方や地域によっても、その中身も様々です。
馴染み深いが意外と知られていない「御節」についての、色々な「あんなこと。こんなこと。」の情報を集めてみたのが、この「御節情報館」です。

意味と由来、歴史

「御節」とは、元々どのような料理で、何が起源だったのか?その疑問にお答えするのが、『御節の歴史』のページです。
ルーツとされる弥生時代から、奈良時代、平安時代、江戸時代を経て、現代の御節料理に変化していく過程を紹介しています。
『御節の由来』のページでは、「御節」の語源や、行事としての起源について解説し、献立の基本構成についても、かいつまんで説明しています。

「御節」の二文字に込められた意味、重箱に込められた意味については、『御節の意味』で解説しています。
このページでは、「御節」の語源になった「五節句」の由来と、その内容についても説明しています。
また、重箱の段数の種類や「なぜ重箱に詰められているのか?」を、『御節の重箱』で解説しています。

地域と盛付、現代のおせち

一口に「御節」と言っても、その地方や地域よって、重箱の中身の献立や詰め方が変わって来ます。
『御節と地域』のページでは、地域食豊かな各地域の有名な「御節」の料理を紹介し、なぜ地方や地域よって「御節」の献立が違うのか?を解説しています。
重箱への料理の盛り付け方は、『御節の盛付』で解説し、見栄え良くする方法についても説明しています。

『御節と高級』のページでは、時代が変わりつつある、現在のお正月、御節料理について、また市販されている高級な御節料理についても、ご紹介しています。
高級料亭で作られる御節料理の中には、数十万円するものもあります。

また、最近では、日本料理以外の御節料理も販売され人気となっています。
いくつかの高級御節料理をご紹介しています。
これらの情報が、ご覧になられた方の御節料理の知識を深めるためのお役に立つことが出来れば幸いです。

御節の歴史
ルーツは弥生時代

御節の由来
「節会(せちえ)」と呼ばれる行事

御節の意味
5回訪れる節句の事を「五節句」と呼ぶ

御節の盛付
上から「一の重」、「二の重」、「三の重」

御節の重箱
「縁起を担ぎ、めでたさを重ねよう」との願いを込めた

御節と地域
関東では新巻鮭が入っていますが、関西では鰤や睨み鯛

御節と高級
高額でも良いものを購入したいとの心理