御節も豪華なものにはかなり豪華なものがあります。
その中にあるのがエビのうま煮です。
このエビのうま煮について説明をしていきます。

料理のやり方やエビのうま煮の意味などを紹介していきます。
参考にしてください。

エビのうま煮の作り方

エビのうま煮の材料から説明していきます。
車海老8~12尾、酒大さじ2、塩少々です。
煮汁に出汁300~400ml、酒80~100ml、みりん大さじ3、砂糖大さじ3、薄口しょうゆ大さじ5となります。

次に作り方について説明をしていきます。
車海老の腹をまな板に押さえ付け頭の先とひげを切り離し、尻尾の先を切り揃えます。

車海老を「つ」の時に曲げて背の真ん中くらいの関節に竹串を刺します。
そして背ワタを引き抜きます。
車海老を曲げたまま楊枝を刺して酒、塩をかける。

鍋に熱湯を入れて塩を入れ、車海老を入れます。
中火で2分茹でてザルの上に上げます。
煮る時間が長すぎると海老が固くなってしまうので、適度な茹で方にしてください。

鍋に出汁と酒、みりん、それに砂糖、薄口しょうゆを入れて煮立てます。
車海老を入れて蓋をします。
2分煮てからそのまま冷まして味を含ませます。
粗熱が取れたら海老の楊枝を抜いて冷蔵庫にある程度入れて完成です。

海老の数によっては結構大変ですが、しっかりと調理すれば程よい硬さのエビのうま煮を作ることが出来ます。
それと煮込む時の注意点は本当に注意して作らないと固くなり過ぎるの注意しましょう。

エビのうま煮の意味とその他のこと

御節にはそれぞれの料理の意味がありますが、エビのうま煮はどのようなものがあるかを説明していきます。
エビのうま煮は、エビが長生きの象徴であり、長生きを祈願するのにとても縁起の良いものです。

また、長いヒゲをはやして、腰が曲がるまで長生きをするという意味もあります。
それと今回はエビのうま煮ですが、小エビを串で止めた鬼がら焼が結構使われています。

他にも脱皮をすることで生命の更新、またく理解していくことで出生を願うという意味もあります。
ですから、海老はできれば御節に入れておくことをおすすめします。

エビのうま煮以外にも様々な御節料理を置いているところがあります。
例えば、中華料理のエビチリを置いているところもあります。
そこの家庭のアレンジをしてみるのも良いです。

昔のような御節でなければいけないわけではないです。
ですから、いろいろと試してみると良いでしょう。

ちなみに、現在は車海老を使うところが多いですが、昔は伊勢海老が使われることが一般的でした。
御節を注文したことがある方は見たことがあると思いますが、大きな伊勢海老を置くことで豪華さを昔は出していました。
余力があるならそちらも食べ見るのも良いかもしれませんが、無理はしないようにしてください。