おせち料理のカルシウム摂取 田作り

おせち料理の中で、手軽にカルシウム摂取をすることができる田作り。
甘辛く仕上がった田作りはお酒のつまみとしても最適で、おせち料理の中でも、日常に取り入れやすい料理として知られています。

そんな田作りを作るためには、田作り(ごまめ)を60グラムにたいし、一味唐辛子少々、濃い口醤油を大さじ2、砂糖大さじ3と半分、酒を大さじ3、みりんを大さじ1用意しましょう。
60グラム分に対しての量ですので、作る際には利用するおせちの状態に合わせて、作りやすい分量で作りましょう。

田作りの作り方

初めに、田作りをフライパンで炒ってください。
中火にかけて、焦げ付かないようにフライパンを振りながら火を通したら、パチパチと音がし始めますので、そうしたら火加減を弱火にします。
田作りの水分が抜けてきて、カラカラと乾燥した音になってきたら、フライパンから取り出し、荒熱を冷ましていきましょう。
少しでも水分が残っていると上手くできませんので、しっぽの先などがカリカリになっているか確認をしてから荒熱を冷ましてください。

次に、調味料を全て鍋に入れて、煮立たせていきます。
砂糖が溶けて沸騰したら、弱火よりの中火でじっくりと煮詰めて行き、軽く沸騰させた状態を保ちながら煮ていきましょう。
煮汁が最初の半分以下になって、とろってした状態になったら完成です。

荒熱を冷ました田作りと、できたてで熱々のタレを混ぜ合わせて、よく田作りにタレが絡んだら、一味唐辛子を仕上げに少しだけかけて出来上がりです。
タレができたてのうちにかき混ぜないと、すぐに固まってしまいますので、煮詰まったらそのまま鍋に入れてしまっても良いくらいでしょう。

タレと混ぜ終わったら、冷ましてタレを固めるために、お皿に盛り付けてしまうか、クッキングシートなどの上に広げて置いて固めていきましょう。
タレが固まると、おせち料理に使われる田作りが出来上がります。

常温で保管可能な万能食

12月の涼しい季節であれば、田作りは常温保管が十分可能な料理ですので、保管に気を遣わなくても大丈夫でしょう。
ただ、暖かい所においても傷むことはありませんが、タレが溶け出してくっつきやすくなりますので、その点に関しては注意が必要でしょう。
せっかくの田作りのパリパリ感を大切にするためにも、田作りは常温か、比較的涼しい場所で保管をしておくことがおすすめです。

おやつ感覚でも手軽に食べることができる、田作り。
初めて作る方でも作りやすいのが特徴ですので、是非とも挑戦してみてはいかがでしょうか。
田作りの作り方をマスターすると、タレは他の料理にも応用が可能ですので、料理レパートリーを増やしたいという方にもおすすめです。