ついつい食べ過ぎてしまう金柑の甘露煮
小粒で可愛らしい見た目が特徴的な、金柑。
そんな金柑を使った、金柑の甘露煮も、おせち料理として、幅広く食べられています。
金柑の甘露煮を作るための材料は、金柑300~350グラムに対し、水400ミリリットル、砂糖200グラム、醤油適量になります。
利用する材料はそこまで多くないことと、初心者でも手軽に作ることができるメニューのため是非とも挑戦をしてみてください。
金柑の甘露煮のレシピ
金柑のへたを取って洗います。
へたを取る作業は非常に面倒で大変ですが、爪を入れれば案外簡単に落ちますので、ご家族総出でへた取りをしても面白いかもしれません。
次に、へたを取った金柑に浅く縦に切れ込みを入れて、一周切り込みを入れます。
切り込みが甘いと味がしみこまず、とはいえ切れ込みを入れすぎると果肉が出てしまいますので、適度な範囲で慎重に行ないましょう。
切り込み終わったら、鍋に金柑を入れて、400ミリリットルの水を入れて中火にかけましょう。
沸騰したら弱火にして、10分ほど、アクが抜けきるまでそのまま茹でて待ちます。
金柑からアクが抜けきったら、砂糖を入れて、更に煮立たせます。
5分ほど煮立たせたら火を止めて醤油をサッと加えて、鍋から取り出したら出来上がりです。
出来上がりは熱いため、荒熱を冷ましてから食べるようにしましょう。
熱いうちよりも、冷めてからの方が甘みを感じやすくなりますので、できたらしばらく、放置しておくことをおすすめします。
おやつとしても、彩りとしてもピッタリの金柑の甘露煮
金柑の甘露煮は、それ単体でおやつとしても、料理の彩りとしてもピッタリの料理です。
ほのかに甘みを含んだ美しい甘露煮は、宝石のように光り輝いていることも、特徴と言えるでしょう。
おせちのような華やかな場面には、まさにうってつけの料理だと言われています。
金柑の甘露煮を作る際には、茹でるからと言って傷んでいる金柑を使ってはいけません。
傷んでいる金柑はすぐに腐ってしまう可能性が高いため、できるだけ、生で食べても美味しく食べることができるような材料を利用するようにしてください。
また、熱々のうちは潰れやすく、ちょっとの衝撃でわれてしまう可能性があります。
鍋ごと持ち運びをするときは、どんと衝撃を与えるようにおかずに、できるだけ丁寧に取り扱うようにしてください。
保管の際には冷蔵庫で保管をすることが大切です。
荒熱が取れて冷め切ってから、お皿やタッパーなどに入れて、冷蔵庫で保管するように為ておいてください。
できるだけ重なるようにおかずに、一つ一つが平らな状態で保管をしておくと、痛みにくく長持ちさせやすくなると言えるでしょう。