さっぱりとした味わいが特徴のたたきごぼう

ゴボウの風味をそのまま上手に生かして、さっぱりとした味わいが特徴的な、たたきごぼう。
日頃のおかずとしても食べることができる万能料理で、そこまで大変でも無く作ることができますので、是非ともマスターしておくと良いでしょう。

材料は、ゴボウ100グラム煮たいし、いりごま大さじ2、醤油小さじ2、みりん小さじ1、酢小さじ1になります。
これと合わせて、下ゆで用の塩も、スプーンいっぱいほど用意して置いてください。

たたきゴボウを作るコツ

まずは、ゴボウの下処理をしていきます。
ゴボウを綺麗に洗って土を落としたら、ゴボウを縦半分に切り落として、ばんばんと叩いていきます。
すりこぎや包丁の背などを使って、力強く叩いていってください。

あまり強く叩きすぎると、ゴボウがだめになってしまいますので、あくまで少しダメージを与える程度に、しっかりと叩いていきましょう。
叩いたら切り分けて長さを揃えていきます。

切り終わったらお水につけてサッとさらし、一旦そのまま放置します。
お湯を沸かし初めて、その間に、たたきゴボウと和える和え衣を作りましょう。
ごまを荒くすり鉢ですったら、調味料を入れて、しっかりと混ぜ合わされれば、衣は完成です。

お湯が沸いたら塩を入れて、沸騰したお湯にゴボウを、2、3分だけ入れていきます。
それ以上茹でてしまうと、ゴボウのしゃきしゃき感が失われますので注意が必要です。
茹で終わった後は、ざるにゴボウを空けて、ゴボウが熱いうちに衣とあえたら出来上がりになります。

ゴボウが熱いうちにあえないと、上手く合わさりませんので、とにかく茹で終わったらすぐにゴボウを混ぜていきましょう。
混ぜる前には必ず、水気をしっかりと切り落とすことも忘れずに。

完成したら、そのまま半日ほどおいて、味をなじませます。
そのまま食べても美味しいのですが、味が奥までなじまずに、ゴボウ感が残っている状態になりますので、注意が必要です。
出来上がったら早めに食べ終わるべきですが、2~3日ほどは冷蔵庫保管で美味しく食べることができます。
あまり長期的な保管は、ゴボウの傷みを考えると難しいため、とにかく早めに食べきることをおすすめします。

衣がしっかりと混ざっていないと、ぽろぽろとこぼれ落ち、ゴボウを食べ終わったのにお皿にごまだけが大量に落ちている事もあります。
せっかくの衣を無駄にしないためにも、適度なすりこぎ、しっかりと熱いうちに混ぜることを徹底することがポイントです。

衣の部分に関しては、肉料理や魚料理などを初め、他の料理にも使うことができる万能な衣ですので、工夫とアイデア次第で、レパートリーが広がるでしょう。