お寿司

お正月というと、連日のようにおせち料理とお餅が続き、食傷気味になってしまう人も多いのではないでしょうか。
せっかくの美味しいおせち料理も、毎日同じものを食べていると飽きてしまうのが人情というものです。

お正月7日間は会社がお休みという人も多いものです。
せっかくの休暇なのですから、おせち料理以外の美味しいお料理も食べたいものです。

仕事と家庭の両立で毎日忙しく過ごしている女性を対象にしたWebメディア「kufura」が行なった調査によれば、「おせち料理以外でお正月に食べるもの」の第一位は「お寿司」で、全体の38.6%でした。
お正月は家族が帰省していることも多いので、みんなで揃って食べるにはお寿司は最適ということでしょう。

お正月ということで、お寿司のネタもできるだけ縁起の良いものを選びたいものです。
例えば鮭は、成長した後に生まれた川に戻ってくる習性があることから出世魚として珍重されています。
鮭のイクラも子孫繁栄の意味合いがありますので、お寿司のネタとしては欠かせません。

海老も縁起がいい食品の一つで、腰が丸まった姿がお年寄りに似ていることから、長寿を象徴する縁起ものと考えられています。
出世魚の代表とも言えるブリも、ぶりしゃぶにした上で握りにすると濃厚な味わいがたまりません。
ぜひ一度は試してみたいものです。
にぎりや巻き寿司の他に、ちらし寿司も華やかでお正月らしい雰囲気になります。

スキヤキ

お寿司を並んで2位にランクインしたすき焼きも、家族揃って食べるには欠かせないメニューのひとつです。
おせちはなますや煮豆、伊達巻など比較的あっさりした味が多いので、こってり風味のすき焼きが食べたくなるのも道理かもしれません。
お正月は寒い季節ですから、すき焼き鍋を囲んで温かいひとときを過ごすのも楽しいものです。

鍋物はお正月に食べられる料理の中でも人気が高く、特にカニ鍋などは豪華な雰囲気を味わえるのでおすすめです。
フグなどの高級食材も鍋物にして食べると格別の美味しさです。

焼肉も、お寿司やすき焼きと同様に人気の高いメニューです。
おせち料理にはお肉がほとんど使われていないので、お肉好きの人は一週間の休みの間に最低でも一度は焼肉かすき焼きを食べるのがおすすめです。
豚ばら肉とチーズで余ったお餅を巻いてから焼いても美味しいですし、お肉と一緒にピーマンや玉ねぎ、しいたけなどといった野菜を焼けば、お正月料理の野菜不足を解消することができます。

お正月におせち料理以外で食べたいメニューには、すき焼きや焼肉、お寿司などのご馳走の他にラーメンやカレー、焼きそばなどといった日常的なメニューもランクインしています。
お正月には「○○を食べなければいけない」という決まりはないので、好きなものを分かち合いながら食べるのが一番です。