誰もが苦労するおせちの盛り付け
おせちがお重にきれいに入っているのはとても美しく、多くの人がお店のおせちのようにきれいにおせちを入れたいと思うものです。
しかし、実際にはなかなかきれいにできないですし、入れたいものがきちんと入らなくなってしまうこともあります。
そこで最近ではおせちを盛り付けるにあたってお重に盛り付けるのではなくお皿に盛り付けるという人も多いです。
お皿に盛り付けることでお重を持っていない人でもお節を楽しめます。
ただし、上手に盛り付けないとお正月らしい豪華さを出すことが難しいです。
そこでここでは上手にお皿に盛り付けるためのコツを紹介して言います。
和風の大皿に盛り付ける
和風のお皿にお節を盛り付ける際には一人分ずつ取り分けたようなイメージでおせちを盛り付けると上品です。
その際、ただ平面に乗せていくのではなく、黒豆をお猪口にいれたり栗きんとんを豆皿に乗せたりして大皿にセッティングするとおしゃれにまとまります。
また、上手に飾りを活用するとお正月らしさが表現できておすすめです。
お皿の真ん中に葉らんを敷いたり和紙や折り紙を使ったりするとお正月らしさを演出できます。
おさらに盛り付けすぎず空間を作るようにして盛り付けると上品な仕上がりになりますしバランスが整いやすいです。
洋風の大皿に盛り付ける場合には和皿と同じように小さいグラスを使って盛り付けて高低をつけると全体の盛り付けが引き締まります。
このとき洋風は和風よりも飾り付けが難しいのでお正月らしい華やかさを出すために色どりに気を付けることが大切です。
色とりどりのものをそろえるようにして、うまく色どりを入れられない場合にはハーブを活用すると華やかに仕上がります。
小さなお皿を使う
すべてを大皿に入れるのではなく仕切りのある小皿にいれたり何種類かの小皿を並べて盛り付けるという方法もあります。
こういった盛り付けをする場合には普段使っているお皿を使うのでランチョンマットやテーブルセットでお正月らしさを出すことが大切です。
お正月らしいお花をテーブルの中心に飾るのもお正月らしさを演出できます。
小さいお皿を使って盛り付けをする際には小鉢やグラスも活用するとお皿に高低差が出ますし特別感を出しやすいです。
また、いろいろなテイストのお皿を用意するとコーディネートがまとまらなくなるので色合いを整えたりお皿に使われている素材の種類をそろえたりといったことをした方がまとまりが出てきます。
うまくコーディネートができるか不安な場合には当日までにシミュレーションとしてお皿を出して並べてみて全体のバランスや盛り付けの様子を考えておくとお正月直前になって慌てることがないです。