連休で起きやすい正月バテ
普段は会社で働き詰めの人でも、日本ではお正月は非常に大切な行事とされていますから、年末年始にはしっかりと休める会社は多いものです。
標準的なお正月休みはだいたい暮れの12月29日から始まり、新年の1月3日まで続きます。
6日間続けてお休みを取れる機会はあまり多くないので、お正月休みを利用して両親のもとに帰省する人もいるでしょう。
おせち料理やお餅たくさん食べて、家族みんなでくつろいでいるうちに6日間はあっという間に過ぎてしまいます。
お正月に食べ過ぎたり、のんびり過ごしすぎたりすると、正月バテになってしまいますので気をつけましょう。
正月バテを招く過ごしかた
お正月はどこの家庭でも毎日ごちそう三昧で、しかもお酒を飲むことが多いので、連日の飲み食いで内臓に負担がかかってしまい正月バテになる可能性があります。
日頃の疲れを取ろうとして、寝正月をするのもあまり感心できません。
毎日ゴロゴロしていると体がなまり、仕事が始まっても倦怠感が残ってしまいます。
寒いからといって外出をしない出不精も、正月バテを招く過ごし方です。
見たい映画テレビ番組がたくさんあるからと言って、深夜まで起きているのもよくありません。
できるだけ普段の生活スタイルを崩さずに、早めに就寝することを心掛けたいものです。
正月バテを予防する方法
正月バテを予防するため、第一に心がけたいのは「昼間にお酒を飲まない」ということです。
日本では、お正月と言うとお屠蘇を飲む習慣が昔からあります。
お屠蘇は昼間に飲むため、そのままずるずると日が高いうちからお酒を飲んでしまいがちですが、正月バテの原因となりますので避けるようにしたいものです。
昼間にお酒を飲んで昼寝などをしてしまうと、夜に目がぱっちりと覚めてなかなか眠れず、規則正しい生活があっという間に崩れてしまいます。
お正月はとにかくご馳走が続くので、食べ過ぎずに腹八分目を心がけることも忘れないようにしましょう。
元旦と2日はご馳走を思い切り食べても、3日目は量を控えめにするなどして、4日からすっきりと仕事に入る準備をしたいものです。
3日の日に節酒をすればデトックスにもなり、正月バテを予防することができます。
家に閉じこもっているのも体に良くないので、初詣や初売りには積極的に出かけるといいでしょう。
小さい子供がいる場合には、帰省のタイミングをずらして交通ラッシュを避けることも考える必要があります。
3日は渋滞が予想されるので、1月2日のうちに帰省先から戻ってくるなどの工夫をするのがおすすめです。
出社の前日は、早めに就寝することも忘れてはいけません。
休日モードを早めにリセットして、新たな気分で仕事に臨みたいものです。