ほほえみの国タイ

タイと言えば、真っ先に思い浮かべるのが「ほほえみの国」という言葉ではないでしょうか。
これには、いろいろな理由があるのですが、子どもたちが小さな頃から相手に対して怒らないように教育されていることもその一つです。
たしかに、タイの方は、いつもニコニコしているイメージがありますが、その背景にはこういったこともあるのです。

しかしながら、自分からあまりあいさつをしない傾向もあるのだそうです。
そのため、イメージしていたのと違うと感じる方もいるようです。

日本では、あいさつの大切さを子どもの頃から教えられます。
しかしながら、実際は、必ずしもあいさつに重きを置いている人ばかりではないようです。
人それぞれの考え方にも違いがあるため、人付き合いがなかなか難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

タイのお正月とは?

国によって、さまざまな違いがあります。
日本では、新暦の1月1日がお正月ですが、タイでは一年のうちにお正月がなんと3回もあるのだそうです。
一つは、日本と同様に、新暦の1月1日です。
この日は、やはり日本と同じように、特別なイベントが開催されたり、実家に帰省する人もたくさんいます。

二つ目のお正月は、旧暦のお正月です。
この日は、学校や会社はお休みにはなりません。
しかしながら、中華系の人が多いこともあり、中華系の会社は長いお休みになるところも多いようです。

三つ目のお正月は、タイならではのお正月です。
これは、「ソンクラーン」と呼ばれています。
4月13日〜15日がそれにあたるのですが、遠方で暮らしている人たちも、この時期は実家に帰る人が少なくありません。
家族みんなが集まって、お正月を過ごすことが多いようです。

また、水かけ祭りがおこなわれるのも特徴です。
気候的に寒いわけではありませんが、外国人など、初めて目にする方は驚く方も多いのではないでしょうか。

お正月料理について

多くの国で、お正月は特別な料理を用意して過ごします。
タイでは、お正月に「カオチェー」が用意されます。
タイ料理と言えば、辛いものを想像する方も多いかもしれませんが、カオチェーには辛い物は含まれていません。

ジャスミンライスをはじめ、いろいろな揚げ物などが含まれており、味付けもおだやかで甘みがあります。
日本では、ジャスミンティーが有名ですが、こういった料理を食べたことがある方は、あまり多くないかもしれません。

タイのスイーツ

タイと言えば、さまざまなフルーツが味わえる国でもあります。
また、ココナッツクリームを使った「ブアローイ」や、モチモチとした食感で涼し気な見た目の「カノムチャン」、タロイモを使った「カノムモーケン」なども有名です。

また、タイならではのドリンクも多数あります。
豊かな香りがする確かな甘みが特徴の「タイティー」や、すっきりしたさわやかなテイストの「ライムソーダ」、美しいパープルカラーが特徴の「バタフライピーソーダ」などもおすすめです。