ブリの照焼で、御節がさらに華やかに

御節にはさまざまな料理を用意しますが、特におすすめなのは「ブリの照り焼き」です。
比較的簡単にできる上に正月らしい華やかさやお祝いの雰囲気を演出できるため、おすすめの1品です。

ブリの照り焼きは作ったことがないと「作り方が難しいのでは」と思うかもしれませんが、実は意外と簡単に作ることができます。
調理時間は15分ほどのため手早くでき、ほかの料理と合わせて作るにもぴったりです。
カロリーはだいたい300kcalほどで、塩分は約1.7gです。

4人分を作るときの材料・調味料

ブリの照り焼きを作るときには、まずはブリの切り身を用意する必要があります。
スーパーや魚屋で購入できるため、4枚用意しましょう。

次に酒を大さじ4杯、小麦粉を適量用意します。
また、油を小さじ2杯用意しましょう。
これは一般的なサラダ油で問題ありません。

次にしょうゆを大さじ2杯、みりんを大さじ2杯、砂糖を少々用意します。
また、先ほどの酒とは別に酒を大さじ半分用意して、これらをひとつにまとめます。

ブリの照焼を作るときの手順を解説

ここまでの準備ができたら、いよいよブリの照り焼きを作り始めます。
まずは酒を全体的にまぶして、箸で絡めるようにします。
これで酒の風味がブリの身に行き渡り、より深みのある味わいになります。
酒を振ったあとは水気が出てくるため、これを拭き取っておきましょう。

次にフライパンを熱して、油を加えます。
ここからブリを焼き始めますが、火の強さは中火にしましょう。
ブリの身には小麦粉をまぶして、4分ほど焼きます。

ここで注意したいのは、4分間は裏返さないということです。
しっかりと焼いていると、ブリの外側の色が変わってきます。
だんだんと色が変わり始めたときが裏返しのタイミングで、さらに4~5分ほど焼きます。

ここまで焼くと、ブリにしっかりと火が通った状態になるはずです。
用意した調味料をフライパンに入れて、ブリの身にかけながらさらに煮詰めます。
しばらく焼き続けていると、調味料のたれにとろみがついてきます。
この状態になったら出来上がりで、あとはブリの身を皿に盛り付け、上から煮汁もかけます。

ぶりの照り焼きは以上の手順で作ることができ、誰でも簡単にできます。
付け合せにれんこんの甘酢漬けなどがよく合うため、合わせて作るのも良いでしょう。

ブリの照り焼きが1品あると、御節の雰囲気が大きく変わります。
れんこんを添えることでさらに正月らしい気分を演出できるため、盛り付けも工夫してみると良いでしょう。
ブリの身とれんこんを交互に盛り付けることで、メリハリの利いた見栄えになります。
温かいうちに食べるのもおすすめなので、普段の料理から練習のために作ってみてもいいかもしれません。