中国のお正月料理について
日本でも、お正月中はいつもとは異なる特別なお料理を用意して、家族で食卓を囲むことが多いです。
おせち料理を用意する方も多いですが、そうでなくても、いつもと違った高級食材を楽しむ方も少なくありません。
中国でも、お正月は特別な料理を楽しむ習慣があります。
餃子もその一つです。
日本では、餃子というと皮が薄く焼いたものをイメージする方が多いかもしれませんが、中国では、皮が厚めになっている水餃子や蒸し餃子のほうがメジャーです。
どうして、お正月に餃子を食べるのかというと、縁起物であるからです。
子孫繁栄、中国の昔の貨幣のような形をしていることから、金運アップなどの意味があります。
いつも、焼き餃子を食べることが多い方も、たまには水餃子を試してみてはいかがでしょうか。
中国でもお餅を食べるの?
日本では、お正月にお餅を食べることが多いですが、中国でも同じようにお餅を食べる習慣があります。
「年糕」と呼ばれる中国のお餅は、出世や収入アップなどの意味があるそうです。
土地によって味や食べ方に違いがあるようですが、なかには、汁物に用いられることもあるようです。
また、年糕は、大人にとって魅力があるだけでなく、子どもにとってもうれしい食べ物なのだそうです。
成績アップの意味もあるため、学力を上げたい学生の方にもメリットがありそうです。
中華料理のおせち
以前は、日本でおせちと言えば、かまぼこや伊達巻、黒豆など、日本の伝統料理が並ぶものが一般的でした。
現在は、さまざまなものが販売されており、外国の料理が詰まったおせち料理なども数多く売られています。
中華料理のおせちもあり、あえてこちらを選ぶ方も少なくありません。
なかでも、中華料理で人気がある料理は、ほどよい辛さとえびのうま味が感じられる「エビチリ」や、ジューシーでうま味が詰まった「チャーシュー」、ピーマンやニンジンなどの野菜もおいしく食べられる「酢豚」などです。
ご存知のように、中華料理といっても、その種類は数多くあります。
自分でおせち料理をつくるなら、冷めてもおいしく食べられるレシピを選ぶのがおすすめです。
これらの料理は、冷たくなってもおいしく食べられるものばかりです。
彩りも良いので、華やかな場面の料理にもぴったりだと言えるでしょう。
また、メンマなどを多めに用意しておけば、お酒の肴にもなりおすすめです。
フルーツをそえて
中国のお正月でよく食べられているフルーツが、日本でもおなじみのみかんやオレンジです。
これらのフルーツは、おいしいのはもちろんですが、縁起が良いとされているため、お正月にも好まれています。
「しあわせをもたらす……」
そんな意味があるのだそうです。