伊達巻きは多くの家庭で御節料理の1つとして出てくるものです。
作り方にもよりますが、卵焼きよりもある程度弾力があり、甘いのが伊達巻きでしょう。
見た目的にはぐるぐると巻いているようなものです。
この伊達巻きについての説明をしてきます。

伊達巻きの作り方

それでまず伊達巻きの作り方について説明をしていきます。
材料は卵が8個、ハンペン(白身魚のすり身)を200gです。
調味料として出汁大さじ4、みりん大さじ2、砂糖大さじ5、塩小さじ1/2が材料になります。
出汁はあまり濃い目のものを使わないのが良いですが、家庭によっては濃い目でも良い場合もありますのでよく考えて選択してください。

味を変えるためにも様々な工夫をすることが出来ます。
特に甘みを抑えて砂糖を減らしたり、野菜を混ぜたりもできますが、あくまでもその過程の伊達巻きを作るようにしましょう。

そして伊達巻きの作り方ですが、オーブンを予熱しておき、卵を溶きます。
その際にフードプロセッサーやミキサーがあると楽ですが、別に必要ないなら手で十分です。
卵を溶くときに調味料と一口大に切ったハンペンを入れてトロトロになるまで混ぜます。

オーブンの鉄板の上に大きさを合わせたオーブンシートを敷いてください。
オーブンシートに卵を入れて20~25分表面に焼色が付くまで焼きます。
焦げすぎないように注意しましょう。

竹串で刺してみてある程度の弾力と竹串に何も付かない状態になったら焼きは終了。
まだ足りないなら温度を上げて焼きをしてください。

オーブンシートを剥がし、巻いていきます。
巻きやすいように横に何本かの切り目を入れておくと巻きやすいでしょう。
巻けたら適度な厚さにカットして完成です。

オーブンが無い場合はフライパンやオーブンでも作れる方法がありますので、それで作っていくと良いでしょう。
あくまでも1つの作り方ですので工夫次第ではまた違う作り方もありますので、よく考えて伊達巻きを作るようにしましょう。
伊達巻きの見た目がほぼ太めの卵焼きです。
ですから、卵焼きを作ったことがある人はそこまで難しくはないはずなので作ってみるのも良いでしょう。

受験生におすすめ

それでここから伊達巻きの御節としての意味について説明をしていきます。
簡単に説明するので参考にしてください。

伊達巻きのおさちの意味は、「知識を増やすことを願う」意味をしています。
伊達巻きの形が巻物に似ているため、知識を増やすことが出来るものとして縁起が良いとされて御節にあります。
学問の成就を願うものですので、受験を控えた人にはとても縁起の良い食べ物でしょう。

伊達巻きの伊達は華やかなや派手さを意味するもので、御節の華としても伊達巻きを使用することが多いです。
と言っても、現在の御節の場合他にも華やかなものはあるにはありますので、伊達巻きだけとは限りません。