御節料理で大体のところで出てくるお煮しめというのがあります。
沢山の料理が入っており、種類豊富なところが良いでしょう。
酒のツマミなどにもとても良いので、御節料理の中でも多く食べられるものです。
そのお煮しめについて説明をしていきます。

お煮しめの材料と下準備

お煮しめの作り方について説明をしていきます。
材料として、鶏もも肉1枚、玉こんにゃく1袋、ゴボウ1/3本、ニンジン1/3本、レンコン3cm、里芋4~5個、水煮竹の子1/2本、椎茸(干し)4~5個、出汁250~300ml、キヌサヤ6枚、塩適量です。
調味料として、酒大さじ3、みりん大さじ4、砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ4~5、生麩3~4個で、生麩の合わせとし出汁100ml、砂糖大さじ1、薄口しょうゆ小さじ2、サラダ油小さじ1です。

作るものによってお煮しめの材料が異なります。
今回紹介するもの以外、あるいは今回紹介するものでも作らないものがある場合は材料を調製してください。

次に作る前の下準備です。
鶏もも肉を調理して、食べやすいサイズにカットします。
玉こんにゃくと水を鍋に入れて中火で煮込み、1~2分茹でたら水洗いをしておきます。

椎茸をぬるま湯に戻して半分に切ります。
その際に石づきも一緒に切り、無くします。
戻したぬるま湯は網に通して250mlに足りない場合は出汁を補充します。

ゴボウをタワシであり、斜めに切ります。
水に入れて灰汁を抜きます。
ニンジンを1cm大に切り梅型の抜きで抜き取ります。
切り込みを斜めにいれて立体的にむきます。

レンコンの皮をむいて幅1cmの半月、またはイチョウ切りにしてください。
里芋も皮をむいてある程度の大きさに切ります。
塩もみをして塩と一緒に熱湯の中に入れたら、7~8分ゆでてからザルに上げます。

水煮竹の子は適度な大きさと長さに切り、4つのくし切りにしましょう。
キヌサヤは筋をひき、塩を入れたお湯で茹でたら水に入れ、粗熱が取れたら斜めに半分切りにしておきます。

お煮しめの作り方

お煮しめの作り方になります。
鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、鶏もも肉を炒めます。
表面に薄く焼き色がついたら里芋とゴボウ、ニンジン、椎茸に、レンコン、水煮竹の子と玉こんにゃくを入れて炒めてください。

油が全体にまわったら、調味料の材料と出汁を入れて落し蓋をします。
煮立ったら火をすこし小さくして、15分ほど様子を見ながら煮てください。

他の鍋に生麩の合わせだしの材料を入れて煮立ったら生麩を入れて、3分ほど煮込みます。
落し蓋を取り、火を強めて水っぽくなくなるまで煮込みます。
あとは、器に盛り付けて生麩とキヌサヤを添えて完成です。

このようにお煮しめの作り方になります。
先程も説明したように具材によって作り方が異なりますので、それよく考えて御節に使用するようにしてください。
味付けなども家庭によって多少異なりますので、アレンジなどをしてみるのも良いでしょう。