インパクト大でおめでたい 鯛の焼き物!

お正月などのおめでたい席にはまさにピッタリの料理と言えるのが、鯛の焼き物です。
鯛をまるまる一匹使った鯛の焼き物は、その艶やかさ、インパクトも重なって、イベントごとやお祭りごとには、欠かすことができない料理と言えるでしょう。
日本古来のお正月のお祭りを始め、お食い初めなどでも、鯛の焼き物は重宝します。
そんな鯛の焼き物ですが、依頼をして作ってもらうとお金がかかりますが、自分で作るとなると、そこまでコストがかかりませんので、是非とも作ることに挑戦をしてみましょう。

材料は非常にシンプルで、鯛と、塩です。

鯛の焼き物は難しくない

鯛の焼き物はまず、鯛の下処理から行ないます。
鱗を取り除いて、内臓を取り除いたら、しっかりと内臓があった部分を洗って、綺麗にしていきましょう。
流水で洗う際には、他の部分を傷つけてしまわないようにだけ注意をしてください。

次に、全体に塩を振っていきます。
まんべんなく塩を振りかけるために、高い位置から塩を、ぱらぱらと指で振り落とすと良いでしょう。
両面しっかりと塩を振りかけて、塩がかかっていない部分を無いようにしてください。

全体的に塩をかけた後は、背びれ、尾びれ、腹びれなどのデリケートな部分に、塩をたっぷりと塗り込んで行きましょう。
これを化粧塩と呼びますが、ひれが割れるのを防止するだけでは無く、見た目も色鮮やかになる事が特徴です。

そして、鯛を焼いていきます。
鯛をグリルで焼いても構いませんが、イベントごとにピッタリな、踊っているような形に焼き上げたいという場合は、串焼きにすると良いでしょう。
身の状態がSの字を描くように、うねうねと身がなるように頭から尾の付け根まで串を刺したら、オーブンやガスコンロで焼いて行きます。

焼き加減は、表が四割、裏が六割の比率になるように焼いてください。
表面を焼きすぎると、焦げ付く可能性があり、あまり綺麗に仕上がりません。

両面に綺麗な焼き色が付けば、鯛の焼き物の完成です。
しっかりと細かくチェックして、焼き色が綺麗に付いたタイミングを見極めましょう。
ガスコンロの場合は、表面の方は強火で遠火で焼くと、綺麗に仕上がります。

このように鯛の焼き物は、鯛と塩、後は焼くために必要な機材があれば作ることが可能です。
お店で買ってしまえば楽ではありますが、その分手作りの方がコストが安いため、できるだけお得に作りたいという方にはおすすめです。

鯛を料理で使ったことが無いという方でも、そこまで難しい取り扱いでは無く使うことができますので、安心して利用をしてください。
下処理をきちんと行なわないと味に影響が出ますので、十分に注意をしましょう。